3Rで持続可能な社会を

3Rとは、reduce, reuse, recycleの頭文字を指し、経済活動と環境保護とを両立させようとする政治的、社会的運動を意味します。日本でも2000年に循環型社会形成推進基本法を通じて導入され、さらに2001年に施行された資源有効利用促進法によって種々の政令に具体的な取り組み方を明記するようになりました。
Reduceは廃棄物を減らすことを意味し、製品の寿命を延ばしたり、梱包を簡素にしたりすることを企業に求めています。Reuseは不用品を再利用することを意味します。他人に譲ったり、売ったりすることをはじめ、メーカーがそれらを回収して修理・洗浄した後、再び売りに出すことも含みます。Recycleは一番イメージしづらい概念ですが、廃品を分別した上で集め、「サーマルリサイクル」または「マテリアルリサイクル」を施します。サーマルリサイクルとは、廃品を焼却処理した際に発生するエネルギーを利用することです。ゴミ発電やエコセメントが知られています。マテリアルリサイクルとは、廃品そのものを新製品の原料に変えることです。代表的なリサイクル品として布、ペットボトル、牛乳パック、タイヤ、食用油等が有名です。
こうした3Rの実践は、社会のそれぞれの領域でガバナンスが正常に働くことが前提であると言えるでしょう。実際これまでも各メーカーは廃棄物対策を専門とする団体を組織したり、行政の指導を待つことなく、リサイクルに関する調査や市場における実験を行ってきたりしました。また経団連も利害の反するメーカー同士にエコ活動という同じ目標を掲げさせ、産業界の一致団結に貢献してきました。

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